日々のこと

石垣田に１０００本の灯火！

2012年6月16日

今日は宿の裏手に広がる石垣で組まれた棚田で、キャンドルイベントが行われました。

天気は朝から雨。

午後になると雨が止み、曇り空になりましたが、強風が吹き出してしまいました。

夕方まで強風は続き、ろうそくを点火してもすぐに消えてしまう状況の中、準備が進んでいったそうです。

しかし、夜になると風はぱったりと止み、空にはうっすらと星まで出てきました。

石垣田へ向かう道に1メートル間隔で誘導のろうそくが灯され、それを頼りに歩いていき、カーブを曲がった瞬間、１０００本のろうそくが灯された石垣田が広がりました！！

もう、言葉では言い表せない感動の景色でした。

心地よい夜風の中、田植えを終えたばかりの田んぼの水面にろうそくが映り、辺り一面からはカエルの大合唱。

イベント会場ではたいまつが焚かれ、温かいお汁がふるまわれ、尺八が奏でられていました。

長年住んでいる集落の方も、今までに見たことのない石垣田の風景に、とても感動されていました。

最後には、灯火を囲んで烏踊りの輪が立ちました。

縄文時代から人が暮らし続けている津南町。

きっとこんな風景が、太古の時代にはよく見られていたのかもしれないと思いました。

今年が初めてのこのイベント、来年はぜひ、たくさんの方々に体感していただきたいです！

最後に、準備をしてくださった関係者の皆さんと、雨と風を止めてくれた神様に心から感謝です。

来年のこのイベントの日もいいお天気に恵まれますように☆