日々のこと

結東収穫祭

2011年11月6日

こんにちは。

１１月５日、結東集落の収穫祭が、かたくりの宿で行われました。

午後1時頃から集落の方々が集まり始めました。

以前、学校の給食室で使われていた大きな鍋では豚汁が作られました。

野菜は集落で穫れたもので、お豆腐は今年の大豆を使った手作りです。

玄関先では餅つきが始まりました。

あっという間にこしのあるお餅がつき上がりました。

その中に栃を混ぜ、栃餅にします。

熟練された手が入り、白いお餅が茶色い栃餅に変わって行きます。

できたてのお餅をみんなで丸めます。

弾力があって栃の香りがする栃餅のできあがり！

宿の中の体育館では集落の中にあるお蕎麦屋さん「久田里」のご主人と奥さんが中心となって手打ち蕎麦の準備が始まりました。

昔から伝わる山ごぼうとふのりを使ったお蕎麦は絶品です！

津南町のふれあいツアーの参加者が合流し、蕎麦打ち体験も開催されました。

天ぷらの準備も着々に進んでいます。

薄暗くなり始め、たいまつに火が灯され、集落の方も集まってきました。

１１月５日は津南町で開催される「河岸段丘花火」の日です。

かたくりの宿としても協賛していて、花火を見に行けないのは残念でしたが、結東から成功を祈りました。

午後４時半、体育館で収穫祭が始まりました。

栃餅、手打ち蕎麦、豚汁、天ぷら、お漬け物、津南の郷土料理の数々が並びました。

どれも最高に美味しく、秋山郷の食の豊かさを改めて実感しました。

飾らない、手作りの料理をみんなで楽しむ、そんな幸せな時間でした。

最後は抽選会で盛り上がりました。

集落の収穫祭を催すのは今回が初めてだったのですが、役員の方々初め、集落の方々が協力して素晴らしい会になりました。

準備から仕込み、片付けに至るまで、初めてとは思えない手際の良さに驚かされました。

私達の手伝いなんて全く必要ありませんでした。

２、３０年くらい前まではこうやって集落の方が集まって、お祝い事や神事をやるのが日常だったことがうかがえる収穫祭でした。

今回、かたくりの宿を会場として、集落の皆さんににぎやかに過ごして頂けて本
当に嬉しかったです。今後も、集落の方のよりどころとなれるよう、頑張っていきたいと思いました。

。